開目抄

本文

種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし、我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等ちかいし願いやぶるべからず。(232ページ)

現代語訳

「種々の大難が出てきても、私の正しい法義が智者に破られることがない限り、彼らの要求を決して受け入れることはない。それ以外の大難は、私にとっては風の前の塵のような、取るに足りないものである。私は日本の柱となろう。私は日本の眼目となろう。私は日本の大船となろう。」などと誓った大願は、決して破ることはない。